
隣の芝生は青くて美しい
何故、私ばかりがこんな目に逢うのだろう?
そんな風に思ってしまったこと、考えてしまったことは、ありませんか?
彼と出逢わなければ良かった、とか。
私は、そんなに悪いことをしたのだろうか、とか。
挙句、彼と私が”本質的に同一の存在”だと言うのなら、
彼は何故、楽な方の人生を選んだのだろう?
と、恨みがましく思ったり。
そうした”ネガティヴ”な感情を抱いたことはありますか?
逆に、一度も思ったこと、考えたことが無い人って、いるのでしょうか?
最初から、本当に一貫してそう思えるのなら。
すでにアセンション済の5次元意識に生きている人か、
完全にハートを閉ざして、自分と全く向き合っていない人だと思います。
何れも、私の記事の守備範囲外ですね(苦笑)
ここで、私の考える”アセンション”について、一度定義しておきますね。
諸説あるので、各々好きな説を信じればいいことなんですが。
私は今現在、3つのウェーブがある、という説で考えています。
2012年12月21日を、分離(アセンション逆行)から、
統合(アセンション順行)へ転じた”転換日”、”基準日”と考えて。
2012年より前に目覚めた第1グループ、2012年付近で目覚めた第2グループ、
そして、2016年付近で目覚めた第3グループの3つです。
これら3つのグループを広がり方を、
普及学のイノベーター理論で説明した記事を発見した時、
ようやく、自分が”スピリチュアルな地図”のどの場所にいるのか、
今の私の”現在地”を理解することが出来ました。
イノベーター理論というのは、
新しい商品の購入への態度を基準に、5つのグループに分類したものです。
マーケティングの理論なので、言葉的に合わない部分もありますが、
ニュアンスは伝わるのではと思います。

イノベーター(Innovators:革新者)
新しいものを進んで採用する革新的採用者のグループ。
彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えています。
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感。
自ら情報収集を行い、判断する初期少数採用者のグループ。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
新しい様式の採用には比較的慎重な、初期多数採用者のグループ。
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
新しい様式の採用には懐疑的で、
周囲の大多数が試している場面を見てから、同じ選択をします。
ラガード(Laggards:遅滞者)
最も保守的な伝統主義者、または採用遅滞者のグループ。
世の中の動きには関心が薄く、流行が一般化するまで採用しません。
最後まで流行不採用を貫く人もいます。
* * *
コレ、文章で読むと小難しいですが(苦笑)
インターネットの普及や、iPhoneの普及で考えると分かり易いです。
自分はどのタイミングで導入したか、周りの人はどうだったか。
導入タイミングの違う人たちと、どんな会話をしたか。
思い出してみると、何となく分かって戴けるのではと思います。
別のグループを比較対象とすることが、
如何に無意味で、無駄な苦しみを生む行為であるのか、が。
ツインレイやアセンションに関する話をしているのに、
3次元の分離意識である”比較”という言葉に、抵抗がありますか?
確かに、目指しているのは統合意識、つまり”すべては1つである”です。
つまり、スタート地点は”1つではない”状態なのです。
では、自分自身の何が、何処が、分離している状態か知っていますか?
統合すべきモノを知らずに統合が出来ますか、ということです。
端的に言えば、エゴやカルマの浄化、で終わってしまいますが。
その内容は千差万別で、課題(?)の進捗度も皆さんバラバラなんですよ。
だからこそ、情報収集段階で迷子になって欲しくない、と思うのです。
私自身は、典型的(?)な第2グループになります。
更に、冥王星天秤座時代の「ロスジェネ」世代になります。
年齢的にも、ミッドライフクライシス。
思うに、第2グループに属する女性レイの大半は、
後の2つの条件も、同時に含んでいる人が多いように感じます。
もちろん、例外もあるでしょうが。
それでも、何かしらの共通項がありそうだ、ということは、
決して、独りではない、ということなんですよ。
チャネリングやエネルギーは、個別対応な情報になってしまうけれど。
星の情報なら、幾らでも応用が効きそうだ、と思って。
結局、星も最後は個別対応な情報だし、
どんな出方をするか、正確に把握するのは難しいのですが。
チャートという、目に見えるモノになるだけでも、
少しは安心出来ませんか?
私は当初、巷に溢れる”スピリチュアル”という言葉に対して、
極度のアレルギーがありまして(笑)
チャネリングとか、エネルギーワークとか、
それはもう、怪しい胡散臭い、そんなの絶対無理!って思ってたんですね。
なので、唯一信じられる、西洋占星術から入りました。
チャネリングやエネルギーワークは、全く信じられなかったのに、
惑星の持つエネルギーは信じられたんです。
厳密に言うなら、神も宇宙も天使もハイアーセルフも信じていました。
要するに、私が信じられなかったのは”人間”だったんです。
チャネリングもエネルギーワークも、人を介すモノでしょ?
それに対して、星読みはチャートという形が残るし、
カードもスプレッドという形が残る。
解釈するのは人だけど、何かしらの根拠、証拠が在る訳です。
現在は、少し違う考え方なのですが。
当時は”目に見えないもの”を根拠にされるのが、本当に嫌だった。
誤魔化されている、騙されている、という猜疑心が消えなかった。
そんな状態からの、イマココなんです。
天使好き、スピリチュアル好き、からではないのです(苦笑)
逆説的に言えば、魂レベルで決めて来た予定は、
そんな状態でも履行されて、アセンションの波に放り込まれるのです。
なので、私は時々、ガイドさんたちに向かって、
私は、あなたたちの操り人形じゃない!と、癇癪を起こします。
まあ、エゴさんの癇癪なんですが。
それでも前へ進めているし、必要な階段は昇れているので。
余り、ネガティヴ禁止!打倒エゴ!で頑張らなくてもいいんじゃない?
躍起にならなくても、必要な時に必要なことが起こるし。
今は、そんな風に思っています。